至極のコンフォートを生む完璧なプロモーション。
コーア・クリントのKK37581は、工芸博物館用にデザインされ1929年開催のバルセロナ万博のデンマーク館でも使用されたたラージ・レッドチェアのアーム付きバージョン。1930年に発表されたレッドチェア・シリーズの一つです。 レッドチェアシリーズの開発にあたりクリントは、チッペンデールをはじめいくつかの伝統的な英国の椅子を研究。この成果をもとに優れた使用感と、新しいモダンなセンス溢れる構造を追求しました。機能に優れたモダンデザインを完成するには、古典デザインを見直すことが必然とクリントは考えていたのです。 バリエーションを持たせることもモダンデザインには不可欠と考えていたクリントは、レッドチェアをシリーズ化。KK37581 アーム付きのラージ・レッドチェアの他にも、アームレスのラージ・レッドチェア、そしてダイニングテーブルとの使用を考慮した、ミディアム・レッドチェア、スモール・レッドチェアを発表しています。 またクリントは同時期に、デンマーク首相、トーバル・スタウニングの執務室用にソファKK41180とKK41181もデザイン。いずれもレッドチェア・シリーズとの併用に適したソファです。
カール・ハンセン&サンの製品を選ぶことは、単に家具を買うことと同義ではありません。それは、美しく磨き抜かれたクラフトマンシップの長く誇り高い伝統の一部になることなのです。私たちはハンス J. ウェグナーのデザインを世界で最も多く製作する家具メーカーであるとともに、アルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、ボディル・ケア、安藤忠雄など、名だたる家具デザインの巨匠たちの作品も製作しています。100年以上にわたる豊かな歴史を誇るカール・ハンセン&サンは、デンマークデザインを代表する家具を世界中で販売しています。