VLA26T | Vegaチェア
材料:
FSC™認証を受けたオーク材, ラッカー仕上げ
フレーム:
ブラックフレーム
¥ 81,400
納期
ヴィルヘルム・ラウリッツェンは、1956年にコペンハーゲンにモダニズムの傑作「ヴェガ」を築いた際、Vegaチェアを作成しました。スタッキング可能なこの椅子は、これまでヴェガのコンサートホールでしか出会えないものでしたが、今回初めてより多くの方々に使っていただけるようになりました。
ヴィルヘルム・テオドア・ラウリッツェンは、デンマークを代表する建築家であり、デンマークモダニズムの父とも呼ばれています。今日、彼が手がけた多くのプロジェクトは、当時としては画期的な、形態に機能を従わせた建築の好例として残されています。彼はそのキャリアを通じて、建築は一部の特権階級のためだけでなく、すべての人のために役立つ応用芸術であるべきだと主張しました。ラウリッツェンの代表的な作品には、現在ヴィルヘルム・ラウリッツェン・ターミナルとして知られるコペンハーゲン空港の最初のターミナル(1939年)、フレデリクスベアにある国営放送局の建物ラジオハウス(Radiohuset、1945 年)、コペンハーゲンのコンサートホールVega(1956年)、ワシントンDCのデンマーク大使館(1960年)などがあります。ヴィルヘルム・ラウリッツェンは、1894年9月10日、デンマークのスレイーズという町で生まれました。ソールにある高校(Sorø Akademi)を1912年に、コペンハーゲンの王立芸術アカデミーの建築学部を1921年に卒業し、翌年、タイネストゥン・ヴィルヘルム・ラウリッツェン(Tegnestuen Vilhelm Lauritzen)、現在のヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ(Vilhelm Lauritzen Architects)を設立しました。ラウリッツェンの才能はインテリアデザインにも発揮され、彼はそのキャリアを通して、ドアハンドル、灰皿、手すり、ランプ、ソファ、椅子など、あらゆるものを手がけました。
サウンド・オブ・デザイン
これまでコペンハーゲンにある歴史的なコンサートホール「ヴェガ」でしか見られなかったVLA26 Vegaチェアは、現在、カール・ハンセン&サンがヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツとの提携により生産しています。1950年代にデザインされたモダニズムの傑作が、再び登場します。ヴィルヘルム・ラウリッツェンらしい美しさを湛えた機能主義的なデザインは、すっきりとシンプルな外観ながらも個性に溢れています。快適さを追求したプロポーションで、曲線を描くバックレストが座る人を包み込みます。木とスチールで精巧に作られた座面とバックレストは、張り加工のオプションにより快適性が一段と高まりました。また、エレガントな木製の脚がスタッキング可能なデザインに職人技の趣を添えます。