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VLA75S | フォイエベンチ
材料:
FSC™認証を受けたオーク材, オイル仕上げ
Upholstery:
Vidar 1511
¥ 490,600
納期
カール・ハンセン&サンのフォイエシリーズは、1945年にヴィルヘルム・ラウリッツェンによりデザインされた、細身のオーク無垢材のフレームに手作業で張り込まれた洗練された座面が特徴のシリーズです。もともとコペンハーゲンの象徴的なラジオハウスのためにデザインされたベンチ、ソファ、アームチェアで構成されるこのシリーズに、今回新たにショートバージョンのベンチが加わりました。
ヴィルヘルム・テオドア・ラウリッツェンは、デンマークを代表する建築家であり、デンマークモダニズムの父とも呼ばれています。今日、彼が手がけた多くのプロジェクトは、当時としては画期的な、形態に機能を従わせた建築の好例として残されています。彼はそのキャリアを通じて、建築は一部の特権階級のためだけでなく、すべての人のために役立つ応用芸術であるべきだと主張しました。ラウリッツェンの代表的な作品には、現在ヴィルヘルム・ラウリッツェン・ターミナルとして知られるコペンハーゲン空港の最初のターミナル(1939年)、フレデリクスベアにある国営放送局の建物ラジオハウス(Radiohuset、1945 年)、コペンハーゲンのコンサートホールVega(1956年)、ワシントンDCのデンマーク大使館(1960年)などがあります。ヴィルヘルム・ラウリッツェンは、1894年9月10日、デンマークのスレイーズという町で生まれました。ソールにある高校(Sorø Akademi)を1912年に、コペンハーゲンの王立芸術アカデミーの建築学部を1921年に卒業し、翌年、タイネストゥン・ヴィルヘルム・ラウリッツェン(Tegnestuen Vilhelm Lauritzen)、現在のヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ(Vilhelm Lauritzen Architects)を設立しました。ラウリッツェンの才能はインテリアデザインにも発揮され、彼はそのキャリアを通して、ドアハンドル、灰皿、手すり、ランプ、ソファ、椅子など、あらゆるものを手がけました。
フォイエからホールまで
VLA75S フォイエベンチは、1945年にヴィルヘルム・ラウリッツェンがコペンハーゲンのラジオハウス(現・デンマーク王立音楽アカデミー)のためにデザインした3点の家具のうちのひとつです。細身の木製フレームは絹のように滑らかな表面を実現するために丹念に手作業で磨き上げられ、手仕事によるパイピングとボタンが施されたダブルステッチの張地が控えめなエレガンスを添えています。カール・ハンセン&サンでは、オリジナルの長尺デザインに加えて、よりコンパクトな全長131cmのモデルも展開。限られたスペースでもクラシックな美しさと快適さをお楽しみいただけます。プライベートな住空間はもちろん、ホテルやレストランなどの公共空間にも最適です。