ブックディレクターの〈BACH〉幅允孝氏が手がける〈鈍考/喫茶 芳〉。
〈鈍考〉は、BACHが20年前の創業以来アーカイブしてきた約3000冊の蔵書を手に取り読める私設図書室です。
ここでは、併設の「喫茶 芳」が手廻し自家焙煎で深煎りにローストした珈琲を、ネルドリップの抽出で提供しています。
時間の流れの遅い場所をつくりたい。
そのために設計されたという、本とデザインが静かに響き合う空間に 、オーレ・ヴァンシャーによるOW149 コロニアルチェア が調和しています。
Photo&Movie: TOSHIMASA KUMAGAI