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 「Open Up Project」は、バレエとオペラの伝統を支えてきた英国王立歌劇場 ロイヤル・オペラ・ハウスのリノベーションプロジェクト名。同時に内装デザインを手がけたオランダのデザイン事務所、「Studio Linse」のデザインコンセプトです。Studio Linseはこのコンセプトに基づき、歌劇場内に開業した、レストラン、カフェそしてバーのデザインを担当。焼失した同じ場所にあった1720年建造の初代の劇場は、作曲家ヘンデルが自分の作品を数多く上演したことで知られています。

建物の改装を担当したのは、設計事務所「Stanton Williams Architects」。エントランスの新設、ロビーの拡張、そして、劇場「The Linbury Theatre」 の新設も伴い、2018年に完了しました。

コベントガーデンに位置するロイヤル・オペラ・ハウスの改装の目的は、それまでこの施設に足を運んだことのない人々をも取り込み、利用者を増やすこと。建築家はこの課題に対し、建物、インテリアをより開放的な空間にするため、常時利用できるレストラン、カフェ、そしてバーも併設しています。

「Restaurant Level 5」 とロビーに位置する「Royal Opera House Café」。これらを新設することで従来の内装が大きく変更されました。ただし、伝統ある「Paul Hamlyn Hall」の内装はそのままに保存されています。内装を担当したStudio Linseでは、イメージや時代感の統一を考慮しこれら3つのスペースのダイニングチェアとしてCH20を採用。1956年にハンス J. ウェグナーがデザインし、カール・ハンセン&サンが2005年に復刻した椅子です。

「ロイヤル・オペラ・ハウスのような文化施設の内装や家具には、高い要求が課されます。そこで、私たちはアイコニックで時代を超えて高く評価されてきたウェグナーのCH20を導入しました。スタッキングできることも大きな魅力の一つです。」とStudio LinseのBarbara De Vries氏。

Open UpというコンセプトをStudio Linseは、文字通りにそのまま解釈すると同時に間接的にも捉えています。Restaurant Level 5が開業した5階部分の一部はかつてオフィス空間となっていました。空間を仕切っていた壁を撤去し空間をコンセプト通りに開放。240名を収容できる広々したレストラン空間を創りました。開放感に満ちたレストランのテラスからはコベントガーデンが見渡せます。

明るめの色を基調にしたテキスタイル、カーペット、そしてスポットと間接照明に映える家具。様々な要求が課される中、Studio Linseはスタイリッシュで洗練されたレストランを創り上げました。フレームのオーク材、ナチュラルカラーの皮革。CH20が空間全体のトーンに呼応し美しい調和を創り出しています。そして、美しい背のオーガニックなフォルム。それぞれが彫刻として空間に華を添えています。

そしてコンセプトの間接的な捉え方の一つが、様々な方法で劇場の内側を垣間見ることがきるようになったことです。これも一つの開放と言えます。例えば、Restaurant Level 5のテラスにある窓からは衣装を製作するアトリエを覗くことができます。それはまるで、上演されている作品の衣装や、小道具をみせるショーウインドーがレストランにあるようなものです。

納入されているカール・ハンセン&サンの家具

Royal Opera House Café: CH20 チェア 特別バージョン、オーク材ステイン仕上げ、革張り

Paul Hamlyn Hall & Restaurant Level 5: CH20 チェア、オーク材ホワイトオイル仕上げ、レザ

「優れたデザインに必要なのは、卓越したフォルムだけではありません。そのデザインが人々に与える心地よさや、インスピレーションも大事な要素です。」とStudio LinseのBarbara De Vries氏。

そしてロイヤル・オペラ・ハウスの歴史をそのまま残すのが「Paul Hamlyn Hall」。ボウ・ストリートに面する、ガラスと鋳鉄のアーチが美しい1900年代当時の印象的な構造を留める場所に現在も位置しています。Studio Linseは、家具を変えることだけに内装の変更は留め、カスタマイズのテーブルとハンス J. ウェグナーのCH20を導入。素材はいずれもオーク材。モダンでありながら歴史と伝統を称えるこの空間にしっくりと溶け込んでいます。そして、CH20のオーガニックなフォルムが、天井をはじめ各所にアーチを用いた息をのむような優雅な空間に見事に調和しています。

「Royal Opera House Café」が併設されたロビーは無駄な構造を撤去することで1.5倍に拡張。人々を迎えるのにふさわしい、優雅さと明るさに満ちた開放感のある空間に蘇りました。中心に配置されたのはウォルナット材製の長い特注テーブル。ナチュラルレザーをフィーチャーしたオーク材ステイン仕上げのCH20と共にロビーの核となっています。ロビーの長さにいっぱいに開設されたバーは、午前10時から営業。コーヒーや軽食を取りたい人はもちろん、インテリアを見たい人まで、誰でも入ることが可能になっています。これこそがまさに「Open Up Project」の真髄。新しくなったロイヤル・オペラ・ハウスに少しでも多くの人に来てもらうことが今回の改装の大きな目的です。

Discover more cases

Hotel

Matsumoto Honbako

Discover the captivating Matsumoto case by Suppose Design Office, showcasing iconic furniture from Carl Hansen & Søn in a stunning Japanese-inspired interior design.

活気溢れるベルリンのクロイツベルク地区にある「グローガウアー・ストラッセ (Glogauer Strasse)」は、全面的な改装を経て、高い天井、磨かれたコンクリートの床、柔らかな色合いの漆喰の壁が一体感を生み出す、心安らぐオアシスとして誕生しました。

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In the trees

The former model and stylist has turned her appreciation for Scandinavian and Japanese design into an aesthetic that places textiles, materiality, and function at its heart.

Residences

Villa Svartgarn

「ヴィラ スヴァルトガーン (Villa Svartgarn)」は、マーティン・ライデンが環境にやさしく持続可能性を目指そうという理念にのっとり、修理と維持が可能な天然素材のみを使って建築した家屋です。

Residences

DB11

Framework Studioは、建物の歴史と周辺の景観を常に設計の出発点として、伝統に忠実な現代の住宅を作りました。

Residences

The Bunker

第二次世界大戦中に建造されたシェルターを改装したコンクリートの壁とナチュラル素材のコントラストが美しい、ベルリンのアートギャラリー。最上階はカレン&クリスチャン・ボロス夫妻の自宅となっています。

Conference rooms

Summit House

アールデコと機能主義以前のモダン様式が印象的なロンドンのSummit House (サミットハウス)。北欧デザインを多用したこのインテリアをNote Design Studio (ノート・デザイン・スタジオ)はどう創り出したのか。詳細をぜひご覧ください。

Nestled inside a complex of buildings that includes a traditional Japanese tea house, Luxury Hotel Sowaka elevates historic elements with contemporary amenities such as a Michelin-starred restaurant and Nordic furniture.

デザインはルイス・センディーノとハコボ・ヴァレンティ。土地に根付いた建築様式、ユニークなアート作品、そして北欧デザインが共存する独特の空間を創り上げるPalau de Casavellsの詳細を、ぜひご覧ください。

Residences

Baron House

ミニマリスティックなインテリアと北欧デザイン。ジョン・ポーソンが、スウェーデンの田園地帯に手掛けた邸宅バロン・ハウスをご覧ください。

ヴィンゴード・アーキテクトによる、ノビス・ホテル・コペンハーゲンのインテリアは、北欧デザインの集大成。 家具、照明、什器、ラグにいたるまで北欧デザインの名作の数々が、くつろぎに満ちた洗練された空間を創り上げています。

ASW設計事務所(ASW Architekci)とデザインスタジオSuperfutures(スーパーフューチャーズ)による、歴史と伝統に彩られたポーランドの街のブティックホテル。 ハンス J. ウェグナーのデザインと、モダンでシックなポストインダストリアルなスタイルが人々を魅了します。

セージグリーン色をアクセントに、木材、自然光、オーガニックデザインを融合させた、Berry Bros. & Rudd 社の本社社屋。デザインは、ロンドンを基盤にする建築設計事務所Mowat & Company。

北欧モダンの名作とインダストリアル・スタイルの融合、そして洗練されたテキスタイルと厳選された素材。 スウェーデンの建築家、ゲアト・ヴィンゴードが手掛けた多目的ホテルがストックホルムに誕生しました。

ファション、文化、歴史、そしてアートが交差し独特のエネルギーを放つ、クラクフ市のカジミエシュ地区に新しくオープンしたホテルPUROクラクフ・カジミエシュ。名作家具をふんだんに取り入れたインテリアデザインで注目されています。

ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスがより人々に開放された劇場を目指しリニューアル。「Open Up Project」をコンセプトに新しく生まれ変わりました。レストラン、バー、カフェなどを併設、上演に関係なく誰でも利用できる開かれた劇場になっています。

ロンドンのキングスロードに開業したレストラン 「Sticks’n’Sushi」。デザインを手がけたNorm Architectsは、ハンス J. ウェグナーの家具でレストラン全体に共通するアイデンティティを与えています。

荒廃した1900年代初期、エドワード王朝時代の百貨店ビルを元々の状態に戻し、壮大で華麗な当時の職人たちの素晴らしい仕事ぶりを日の目にさらす。これが、Squire & Partner´s の新本社屋です。

イタリア、シエナの南東100 km に建つ美しいワイナリー、Podernuovo srl Società Agricola。樹齢を重ねたオリーブや、ブドウが見渡す限り広がる田園地帯に位置しています。

ロンドンのイズリントン地区の中心にあった古びた80年代の建造物を、自然素材、デイライト、そして22mのモダン彫刻をフィーチャーしたモダン建築に再生。活気あるオフィスビルが生まれました。

Restaurants

Restaurant Novi

日中はエスプレッソバー、夜はカクテルバー兼ポップアップレストランとなるカジュアルな バー&レストランNovi。ケンブリッジの中心街に新しく登場した今話題のスポットです。

1848年に建立された建築家Gottlieb Bindesbøllによる、トーヴァルセンミュージアムにインスピレーションを得ています。内装デザインを手がけたチームは、デンマーク黄金期の家具を使用し、トーヴァルセンミュージアムを彷彿させる世界観を創り上げています。

鮮やかに降り注ぐ太陽光、そして調和する白、黒、そしてグレーのモノトーン。質の高い家具が、1929年に建立された南アフリカのコテージを、統一感のあるマルチユニットのモダン住宅に再生しています。

デザインホテルSP34のオーナーは、ゲストがくつろぐ家具を一新することで、ホテルのサービスをさらにアップグレード。     さらに、中庭を建物に取り込みことで、ストリートの感覚をホテルに取り入れています。

Omar's Place indrettet med CH88P fra Carl Hansen og Søn møbler

Restaurants

Omar's place

ロンドンの中心部ピムリコ地区に、カクテルバー&レストランとして2018年に開業したOmar’s Place。その斬新なインテリアデザインで、ピムリコ地区を代表する人気スポットになっています。

デンマークデザイン5年間保証

カール・ハンセン&サンの製品を選ぶことは、単に家具を買うことと同義ではありません。それは、美しく磨き抜かれたクラフトマンシップの長く誇り高い伝統の一部になることなのです。私たちはハンス J. ウェグナーのデザインを世界で最も多く製作する家具メーカーであるとともに、アルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、ボディル・ケア、安藤忠雄など、名だたる家具デザインの巨匠たちの作品も製作しています。100年以上にわたる豊かな歴史を誇るカール・ハンセン&サンは、デンマークデザインを代表する家具を世界中で販売しています。


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